価格と品質のトレードオフ

いろいろなサービスがネット上で使えるようになってから随分久しいのですが、とくに広告などの収入により無料でサービスを提供してくださるサービスがここ最近グッと増えてきています。サブプライム問題に端を発する不景気によりそのペースの鈍化が見られてはいますが、それでも日々ネット上に新しいサービスが増え続けていることには代わりありません。(ただ、それがいつまで続くかが非常に不安でもあるのですが

我々、YokaSoftも無料のネットサービスには非常にお世話になっています。今現在は、まだ活動の規模もまだそんなに大きくないので、そんなに使っているサービスも多くはないのですが、HPの方でも告知している様に今現在あるてま@の活動支援を行っています。今のところ、まだあるてま@の活動は離陸準備の段階でまだ滑走路にすら入っていないのですが、それでもネット上で情報のやりとりをする「コミュニティーシステム」の構築を請け負っています。そのシステムはXOOPSWというフリーかつオープンソースのシステムを用いて、アメリカのとあるITベンチャーが提供している無料のストレージサービスWを借りて提供しています。(この、ブログとオフィシャルページのサービスとは別の会社です。

もちろん、無料ですのでやはり品質はそこまでこだわれないのですが、それでもこれまでのところは少々荒いところに目をつぶれば、非常に有益なサービスなのです。と、書いた後であれなのですが、つい先日サーバーが突然ダウンして、サービスを一時中断せざるをえなくなりました。幸いなことに、翌日には復旧しデータの喪失もなかったので、良かったのですがもしこれが仲間内用のシステムではなく対外的な販売用のサイトで同じことが起こったらと想像すると非常に恐ろしいです。

この辺は、やはり品質とコストのどちらをとるかの問題で、信頼性重視ならばやはり有料のサービスの方が良いといえます。もちろんピンからきりまでなので有料ならばどこでも良いというわけではありませんし、無料のサービスでも素晴らしい品質のところは決して少なくはありませんが、やはりこの資本主義の世の中では何をするにもお金が必要ですのんで、一般的に無料のサービスより有料のものの方が信頼性は高いと言えるでしょう。

皆さんも、ただ盲目的に無料のサービスを探すのではなく、そのサービスの安定性がどれほど必要なのかを吟味した上で、少々のことに目をつぶれるならば無料のサービスを、信用問題に関わりそうなことなら有料のサービス(できれば実績のあるところ)を探すようにしましょう。そして、有料のサービスでも無料のサービスでも100%トラブルが起こらないという保障はありませんので、バックアップなどの対策は怠りなく!

では、今日はこの辺で。

PS.ちなみに、今回のあるてまの件では今すぐのサーバーの変更は考えていません。身内(正確には僕も個人的に参加しています)のサークルですので何か起こればいつでも対処できますし、今現在、サービスの利用率が4割をこえていない状況で、有料サービスに移転すための費用をあるてまに強いるのは難しい状況ですので。何より、元からこういうことが起こると想定しての利用でしたから、バックアップなどの対策もバッチリでしたから。もちろん、いいサービスが見つかればいつでも移転できるよう準備ははじめていますがね。

— posted by YamaKen at 10:26 pm   commentComment [0] 

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