Willcom Core ついに動き出す

皆さんはインターネットをどこで利用していらっしゃるでしょうか。家庭、職場、通勤通学中など様々なところで利用されていることでしょう。

とくに最近はスマートフォンWの登場などもあり、屋外での通信も増えています。ITの分野に興味のあるかたでしたら、「ウィルコムW」「日本通信W」「イーモバイルW」などといった通信会社の名を一度は耳にされていることでしょう。

そして、その中の「ウィルコム」が新しいサービスを開始します。その名も「Wllcom core XGP」。ウィルコムが永きに渡り暖め、開発してきた新サービスが、4月27日から試験サービス開始になりました。

そもそも、ウィルコムはもともとPHSという方式で無線通信を行ってきました。このPHSは他社のケータイとは技術的に異なり、エリアの拡大に手間がかかる反面多くのユーザーが一度に利用しても混雑しにくいという特徴があります。ウィルコムはこの特徴と自社の高水準の技術を遺憾なく発揮し、24時間の通話定額とパケット通信の完全定額を先駆けて展開してきた会社なのです。

しかし、いくら高度な技術とはいえ、時がたてばそれだけ他の技術に追い抜かされていきます。今でも混雑しにくいという特徴こそ健在ですが、そもそもの最大通信可能速度がケータイに追い抜かされてしまっています。そこで、新しく生み出された技術がXGP(次世代PHS)なのです。これは、PHSのメリットをそのままに最高通信速度の向上などさまざまな点でグレードアップされています。

そんな、次世代の通信技術がついに稼動し始めるのです。まだ、エリアが限定的なうえ一部の企業などの限られたモニターによる試験サービスですが、その企業の中に「フジテレビ」や「阪神電鉄」のような大手の企業が名を連ねていることから、業界からのこのサービスの期待値が決して低くないことを物語っています。

それこそ、この技術の特徴である高速・大容量(混雑に強い)・無線を遺憾なく発揮できれば、もしかしたら近い将来、このブログでも以前述べたような放送と通信の融合など新しいサービスの展開が期待でき、もしかすると通信業界の図式が一気にひっくり返るかもしれません。

本日は、技術的な面に触れませんがいずれ僕の分かる範囲で、この技術やサービスについてチョコチョコ書いていけたらと思います。

以上、本日は新世代の通信技術についてでした。

— posted by YamaKen at 10:06 pm   commentComment [0] 

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