フェアユース?

昨今日本でも、やっと著作権などの無形資産(ネットなどのコンテンツ)に関する法整備あるいは法改定をしようという動きが見られるようになりました。はっきり言って、インターネットが普及しだしてからもうすでにかなりのときがたっているだけあって、後手後手に回ったとしかいえませんが、コンテンツの扱いについてやっと検討され始めたことについては喜ばしいことですね。フェアユースWについては、いずれお話できればなと思います。(待ちきれない人はご自分でお探しください;-)

記事中では、慎重派の意見ということで確かにグーグルの例など、日本とアメリカとの文化や人々の捕らえ方など単純に考えられないことではありますが、ネットではもはや今では国境なんてものはなくなっているわけですから、そういった点も考慮する必要があるでしょうね。

われわれとしても引き続きこの動きに注目していきたいと思います。

— posted by yokasoft at 10:30 pm   commentComment [0] 

パスワードの管理にご用心 (続)

前回から、ちょっと日が開いてしまいました。本当は翌日にアップするつもりだったのですが、"あるてま@"のほうの仕事にちょっと手をとられていて更新が間に合いませんでした。お待ちいただいていた方(が、いらっしゃるかはわかりませんがw)、お待たせいたしました。

1.パスワード作りのルール

いくつものパスワードを効率よく作るコツです。まず、ベースとなるキーワードを決めます。ここでは、"yamaken"をキーワードとするとします。そして、各サービスに登録するときにおのおののパスワードを作っていくわけですが、このときそのサービスの頭文字の何文字かを、先に決めたキーワードに付け加えます。たとえ、"YokaSoft"のサービスに登録するとすると、"yamaken_yoka"といった感じです。また、パスワードに数字を含める必要のあるサービスもありますが、このときは、_(アンダーバー)の変わりに、数字を当てはめればいいのです。たとえば、"yamaken0yoka"と、言った感じです。こういったルール作りをしておけば、少々パスワードが増えても軽く対処できます。あるいは、キーワードを何種類かに分けて作っておけば対応できるサービスがより増えます。たとえば、ウェブメールサービスをいくつか登録している場合は、"wmail"をキーワードにするといった感じです。

ただ、この方法はいづれかひとつのパスワードがもれてしまうと、それと同じキーワードを持つパスワードも暴かれる可能性があります。それを防ぐには、やはりランダムのパスワードがよいわけですが、それをすべて覚えておくのは大変です。紙に書いてとっておくという方法もありますが、この物騒な世の中、いつその情報が盗まれるやも知れません。

そこで、お勧めなのは

2.パスワード管理ソフト

パスワード管理ソフトを使うことです。このソフトを利用すると、ひとつのパスワードでいくつものパスワードを管理することができます。この類のソフトは、たいていパソコンにインストールせず利用することができるので、USBメモリに入れて持ち歩くと便利です。また、たとえいずれかのサービスのパスワードがもれてしまっても、パスワードをランダムに作っておけば他のサービスまで被害を受けることはありません。ありがたいことに、たいていのソフトにランダムなパスワードを作る機能がついているので、それを使えば無意識に似通ったパスワードを作ってしまうことも防ぐことができます。

ただ、ひとつ気をつけなくてはならないことは、ソフト自体のパスワードはきちんと管理しておくことです。まず、短すぎるパスワードだと簡単に破られてしまいます。最低でも8文字以上はほしいところです。また、定期的にパスワードを変えることも効果的です。ソフト自体のパスワードだけを覚えておけばよいので、少々長めでも覚えられるでしょうし、1月ごとに変更することもそれほど負担にはならないと思います。

以上のことに気をつければ、非常にパスワードの管理が楽になりますので、皆さんも使ってみてはいかがですか?

ちなみに僕が利用しているソフトはこちらです。ID ManagerLink

毎度のことながら、この記事によって受けた不利益について僕自身やYokaSoftは責任を負えませんので、あくまでも自己責任でお願いします。


— posted by YamaKen at 09:48 pm   commentComment [2] 

パスワードの管理にご用心

皆さんはインターネットのアカウントWをいくつお持ちでしょうか。あ、ちなみにアカウントとはオンラインバンクW(ex.EBANKW)やウェブメールW(ex.Yahoo メール)などを利用するときに必要なものです。

最近では、ミクシーWなど一般の方を対象としたインターネット上のサービスが次々と登場しており、インターネットを利用する人で何かしらのアカウントを持っている人はほとんどでしょう。僕も多くのサービスに登録しており、その数はもはや二つの手では表しきれないほどです。

インターネット上のサービスで便利なのは、インターネットさえ使えればIDとパスワードを入力するだけで、世界中どこでも簡単に利用できることです。ところが、逆に言えばそのIDとパスワードが他人に知られてしまうとそれを悪用されることも容易に起こりえるのです。そして、ある記事Link によれば三人に一人は、自分の利用するほとんどのサービスのパスワードが同一だそうです。確かに、パスワードは忘れてしまわないようにしなければならないので、あまり多くのパスワードは作りたくないと、ついつい同じパスワードを使ってしまう気持ちはわかります。

ですが、その状況では、もし万が一どこかのサイトで利用しているパスワードが漏洩してしまった場合、他のサービスまでも悪用されてしまう可能性があります。一昔前なら、インターネット上のサービスでの悪用なんてものの被害はたかが知れていましたが、今ではオンラインで現金のやり取りができる時代です。気づかぬうちに数千万円の被害をうけてしまうということにもなりません。そうならないためにも、パスワードの使いまわしはできるだけ避けるべきでしょう。

でも、サービスごとにパスワードを変えていては、たまったものではありませんね。そこで、次回私がお勧めするパスワード管理の方法をご紹介したいと思います。ではでは、今日はこの辺で失礼します。

— posted by YamaKen at 10:50 pm   commentComment [0] 

ラジオと通信の融合か?

さて、今日はITから若干遠ざかってラジオの話題です。

最近私はラジオをよく聞くようになりました。きっかけはウィルコムWスマートフォンWから利用できる「W-RADIO」というサービスで文化放送の「超!A&G+W」というチャンネルを聞いたことでした。最初はちょっとした気分転換や暇つぶし程度でしたが最近ではいくつかお気に入りのチャンネルができ、予約録音して毎週聞いているほどです。

ところで、このチャンネルは地上波だけでなくインターネットのストリーミングW放送でもリアルタイムで視聴できるという特徴があります。最近では一部番組で簡易動画の配信も始まり、パーソナリティーの動きや収録の様子も見られるようになったのです。数年前ライブドアの堀江社長が『放送と通信の融合』を目指しフジテレビの買収を試みたのは皆さんの記憶に新しいと思います。そのときはライブドア側の無理やりなやり方があだとなり、結局『放送と通信の融合』はなされませんでした。それが、現在別のところでなされつつあるのです。

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「地デジ」と言えば皆さんはおそらく、「地上デジタルテレビジョン放送W」の方を思い浮かべることでしょう。しかし、一部地域で試験的にラジオの地上デジタル放送も始まっているのです。冒頭に登場した「超A&G+」というチャンネルもそれのひとつなのです。そして僕は、この地上デジタルラジオWが『放送と通信の融合』の布石となるだろうと思っています。インターネットのストリーミング放送で視聴できることもそのひとつでしょうが、製作がテレビに比べ非常に簡単なラジオ・視覚で情報を伝えられる動画・双方向に情報のやり取りができるインターネットという三点を、地上デジタルラジオは手に入れているからです。

まったく新しいコンテンツの作成というのは非常に難しいものです。まして、それが今まで自分が経験したことがない媒体や種類であればあるほどその傾向は増します。しかし、地上デジタルラジオの活動はそれを徐々に乗り越えつつあります。ラジオという素材を壊すことなく簡易動画配信を行い、ケータイ電話などを用いたリスナー参加型のコーナー作成も行われています。

現在、まだそれを視聴できる地域はごくわずかに過ぎませんが、おそらく近いうちにこの動きは全国的に広がることになるでしょう。それには放送業界の努力だけでなく、法の整備なども欠かせません。現在の著作権法や著作権をめぐる状況は、決して放送と通信を融合させるのによろしい状況にないからです。インターネットがこれだけ普及しても個人のインターネットラジオがほとんど普及しないのは、このためです。日本のコンテンツ産業をこれまで以上に活性化するために、一刻も早い社会環境の整備や活動を望む今日この頃です。

— posted by YamaKen at 10:11 pm   commentComment [0] 

Lunascape

はじめまして、YokaSoftの構成メンバー"YamaKen"こと山中絢策です。メンバーといいつつ、現在メンバーは私だけですが:(

さてさて、このブログの方針としては当面はサークルとしての記事は"YokaSoft"名義で、そのほかのIT関連記事は"YamaKen"をはじめ各メンバー名義で書いていくつもりです。

さてさて、ということで"Yamaken"名義の第一号の記事は"『LunascapeW 5』正式版が本日リリース"という記事を書きたいと思います。
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"Lunascape"をご存じない方も多いと思いますので、簡単に説明しますと日本製のブラウザWのひとつです。ブラウザというのは先の記事で"FirefoxW"についてわずかながら触れましたが、インターネットを閲覧するソフトです。このブログを閲覧してくださっている皆さんが、今目にしているソフトウェアがまさにブラウザです。ブラウザの大御所にはマイクロソフトW社製のInternet ExplorerW(以下IE)やMozillaWという非営利グループが開発するFirefoxWがあります。

これまでは、インターネットのまだ普及し始めのころは"Firefox"の祖先のNetscape NavigatorWがシェアの大部分を占めいていましたが、マイクロソフトがウィンドウズにIEを無料で付属させる戦略により、そのシェアは徐々にIEに奪われていったのです。その後、長きに渡りIEがシェアのほとんどを占める状態が続くのですが、ここ近年"Firefox"や"OperaW"などの非IEブラウザが徐々にシェアを伸ばしつつあります。そして、日本でも数年前から"Lunascape"や"SleipnirW"といったブラウザがシェアを徐々に伸ばしています。"IE","Firefox","Opera"とちがい、これらはブラウザの中枢部分(ウェブページをダウンロード、解析、表示するプログラム)であるエンジン部分は独自開発ではなく"IE"や"Firefox"と同じものを借りて使う形です。それでも、"IE"や"Firefox"にはない機能が独自に付与されており、それを差別化に昨今再び激化しつつあるブラウザ競争に切り込んでいます。

さて、最後になってしまったのですが本日の主題であった"Lunascape"の特徴をまとめにしたいと思います。まず第一にブラウザのエンジンが"IE"と同じ"TridentWエンジン"、"Firefox"と同じ"GeckoWエンジン"、Googleが開発し最近話題の"Google ChromeW"と同じ"WebKitWエンジン"の三種類に対応しておりユーザーが自由に切り替えることができます。これは、世界的にも珍しいようで英語版が発表されたときには他国のオンラインニュースにも取り上げられたほどです。また、GaiaLink というブックマークW共有サービスがあります。これを使えば、インターネットを使い世界中どこでも自分のブックマークや他の人が公開しているブックマークを利用することができます。このほかにも独自機能満載です。

僕は以前から"Lunascape"を使っており、現在ではメインは"Firefox"を使いつつも、サブとして重宝しているソフトです。また、"Lunascape"は"Lunascape株式会社"という現在大変勢いのあるベンチャー企業が作っており、この不景気の脱出に少しでも寄与してくれることを期待しております。また、われわれ"YokaSoft"も"Lunascape"と目指す方向は違えど勢いでは負けずにがんばりたいと思います。

Link

↑ここから"Lunascape"の公式ページにいけます。なお、同ソフトを利用するのは自己責任でお願いします。YokaSoftは"Lunascape"の利用に一切の責任を負えませんのであしからず;-)

— posted by YamaKen at 11:49 pm   commentComment [0] 

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