パスワードの管理にご用心 (続)

前回から、ちょっと日が開いてしまいました。本当は翌日にアップするつもりだったのですが、"あるてま@"のほうの仕事にちょっと手をとられていて更新が間に合いませんでした。お待ちいただいていた方(が、いらっしゃるかはわかりませんがw)、お待たせいたしました。

1.パスワード作りのルール

いくつものパスワードを効率よく作るコツです。まず、ベースとなるキーワードを決めます。ここでは、"yamaken"をキーワードとするとします。そして、各サービスに登録するときにおのおののパスワードを作っていくわけですが、このときそのサービスの頭文字の何文字かを、先に決めたキーワードに付け加えます。たとえ、"YokaSoft"のサービスに登録するとすると、"yamaken_yoka"といった感じです。また、パスワードに数字を含める必要のあるサービスもありますが、このときは、_(アンダーバー)の変わりに、数字を当てはめればいいのです。たとえば、"yamaken0yoka"と、言った感じです。こういったルール作りをしておけば、少々パスワードが増えても軽く対処できます。あるいは、キーワードを何種類かに分けて作っておけば対応できるサービスがより増えます。たとえば、ウェブメールサービスをいくつか登録している場合は、"wmail"をキーワードにするといった感じです。

ただ、この方法はいづれかひとつのパスワードがもれてしまうと、それと同じキーワードを持つパスワードも暴かれる可能性があります。それを防ぐには、やはりランダムのパスワードがよいわけですが、それをすべて覚えておくのは大変です。紙に書いてとっておくという方法もありますが、この物騒な世の中、いつその情報が盗まれるやも知れません。

そこで、お勧めなのは

2.パスワード管理ソフト

パスワード管理ソフトを使うことです。このソフトを利用すると、ひとつのパスワードでいくつものパスワードを管理することができます。この類のソフトは、たいていパソコンにインストールせず利用することができるので、USBメモリに入れて持ち歩くと便利です。また、たとえいずれかのサービスのパスワードがもれてしまっても、パスワードをランダムに作っておけば他のサービスまで被害を受けることはありません。ありがたいことに、たいていのソフトにランダムなパスワードを作る機能がついているので、それを使えば無意識に似通ったパスワードを作ってしまうことも防ぐことができます。

ただ、ひとつ気をつけなくてはならないことは、ソフト自体のパスワードはきちんと管理しておくことです。まず、短すぎるパスワードだと簡単に破られてしまいます。最低でも8文字以上はほしいところです。また、定期的にパスワードを変えることも効果的です。ソフト自体のパスワードだけを覚えておけばよいので、少々長めでも覚えられるでしょうし、1月ごとに変更することもそれほど負担にはならないと思います。

以上のことに気をつければ、非常にパスワードの管理が楽になりますので、皆さんも使ってみてはいかがですか?

ちなみに僕が利用しているソフトはこちらです。ID ManagerLink

毎度のことながら、この記事によって受けた不利益について僕自身やYokaSoftは責任を負えませんので、あくまでも自己責任でお願いします。

— posted by YamaKen at 09:48 pm   commentComment [2] 

この記事に対するコメント・トラックバック [2件]

Up1. 名無しさん — 2009/03/27@23:36:38

下から7行目、パスーワードになってますよ:E

2. YamaKen — 2009/03/29@22:26:30

あ、ご指摘ありがとうございます。(ブログは初のコメントで誤植を指摘されるとは・・・

コメントをどうぞ。 名前(ペンネーム)と画像認証のひらがな4文字は必須で、ウェブサイトURLはオプションです。

ウェブサイト (U):

タグは使えません。http://・・・ は自動的にリンク表示となります

:) :D 8-) ;-) :P :E :o :( (TT) ):T (--) (++!) ?;w) (-o-) (**!) ;v) f(--; :B l_P~ (QQ)

     

[X] [Top ↑]

T: Y: ALL: Online:
ThemeSwitch
  • Basic
Created in 0.2044 sec.
prev
2009.3
next
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31