Linux 生誕15年

皆さんは、"LinuxW(リナックス)"という名前をご存知だろうか。最近は徐々にその認知度が上がってきており、一般のマスコミでも『基本ソフトウェアW(OS)のLinux』といった表現で記事になることもしばしばです。その、Linuxが生誕15年を迎えたそうです。

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ここでちょっと基本ソフトウェアについて説明を。コンピューターを動かすには機械であるハードウェアWとそれを制御するソフトウェアWの二つによって成り立っています。これはもちろん、われわれが日常的に使うようになって久しいパーソナルコンピューター(以下PC)にも当てはまります。しかし、PCは日々技術の進歩に伴って高度化・複雑化されています。これを制御するためのソフトをいちいちゼロから作成していたのでは非常に効率が悪いです。そこで、コンピューターの制御を行う基本ソフトウェアと専門的な処理を行うアプリケーションソフトという二種類のソフトに分けて作ることになったのです。アプリケーションソフトは画像を扱うソフト、インターネットを閲覧するソフト、DVDを再生するソフトなどその数は無数にあり「インターネットエクスプローラー」「ワード」「エクセル」などはこちらにあたります。基本ソフトウェアはハードウェアの制御やユーザーとハードウェアとの橋渡しの仕事を受け持つソフトウェアで、有名なところで「Windows」「Mac OSW]などがあり、今回の主題でもある「Linux」もこれにあたります。

さて、詳しくはウィキペディアLink などで調べていただくとして、ここでは簡単に「Linux」の特徴について説明したいと思います。「Linux」の特徴のうちまず忘れられないのは、誰でもただで使うことができ、改造することができるオープンソースW方式で開発されていることです。ソースとはソフトウェアの設計書のようなもので普通のソフトウェアは、使えるように組み立てられたソフトウェアのみ公開されソースファイルは公開されないのが一般的です。そのため、ソフトウェアの改造は作者だけができる状態にあります。しかし、「Linux」はその設計書であるソースが公開されており世界中のプログラマーや企業によって研究・開発されているのです。そして、また「Linux」はコピーレフトWという方式をとっており、簡単に言えば誰でも利用、コピー、再配布、翻案をできるとされています。これらの特徴により「Linux」は世界中のコンピューターで利用されています。それはパソコンだけでなく、ケータイ、テレビ、DVDデッキなどありとあらゆる分野で活躍しており、現代の社会になくてはならない存在といえます。

これらの特徴を持つソフトは他に「オープンオフィスW」というオフィスソフト、「FirefoxW」というインターネット閲覧ソフトなどがありどちらも多くのプログラマーにより開発されさらに多くのユーザーに利用されています。今後もここで紹介した「Linux」をはじめオープンソース、コピーレフトの存在が今後の社会の発展に多大な貢献をしていくことでしょう。皆さんももっと詳しく知っていただいて、各分野でその知識や考え方を生かしていただければ幸いです。YokaSoftも、今後少しでもどこかの分野で社会に貢献できればなと考えています。

— posted by yokasoft at 09:50 pm   commentComment [0] 

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